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第9号

もくじ
会長挨拶

校長挨拶

体育科創立10周年記念事業報告

藤井 修 先生

2003年度各クラブの主な大会成績

OBだより

2003年度 広島県立神辺旭高等学校同窓会収支決算

教職員移動











会長挨拶
広島県立神辺旭高等学校同窓会
会 長  榊 原  哲 也

海山の恋しい季節となりましたが、会員の皆様方におかれましては、ますますご清祥のことと、お喜びを申し上げます。
第3代同窓会会長をお受けして早いもので、2年が経過いたしました。この2年間は、7000名を超える会員同士がいかにして“絆づくり”をしていくかということを主眼に、同じ高校を卒業したという価値観と連帯感を1つに出来る事業を模索し実行してまいりました。その責任の重さに、身の引き締まる思いでございますが、同窓会役員一丸となって組織運営を行っております。
 さて、現在同窓会としての喫緊課題は、会員相互の連絡網の構築や情報の共有をどうはかるかであります。例えば従来のような一方通行の葉書や封筒による頼ると、収入が減少する中、増加する会員に対する郵送費だけでも膨大な予算を計上せざるを得ません。そこで、本年からの取り組みとして、同窓会創立20周年で立ち上げた、同窓会ホームページhttp://www.kannabeasahi.com の積極的活用を促すとともに、現在誰もが持っていると言われる、携帯電話での『携帯メール情報配信システム』です。これは、会員それぞれがご自身の携帯電話から空メール(asahi@line-005.com)を送っていただくだけで、同窓会のサーバーに会員アドレスが蓄積をされ、低コストで情報をやり取りできる、大変優れたシステムです。時代にあった相互通信を是非、皆様方会員のアクセスにより構築していきたいと存じますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
 また、本年は8月15日(日)に同窓会総会を開催いたします。多くの会員の皆様方と旧交を温め、想い出を語り、楽しい一時を感じていただけるように企画設営いたします。ご参加の程お願いを申し上げます。
 それでは、皆様方のご健勝ご活躍を祈念し、ご挨拶といたします。













同窓会誌の発行に当たって
広島県立神辺旭高等学校
校 長 脇 田 康 則

 同窓会が設立されて20余年,日々発展を続ける活動に心より敬意とお慶びを申し上げます。
 本校は昭和55年に全日制普通科定員270名で新設校としてスタートし,平成6年には体育科が設置されました。生徒急増期には学年10クラスの大規模校になりましたが,現在は6クラス(普通科5クラス,体育科1クラス)の適正規模の高校として日々歴史を刻んでおります。この間,多くの卒業生が本校を巣立ち,現在各方面でご活躍されておられることは誠に喜ばしい限りであります。
開校時,「一日一生」を校訓に定め,2年目には校歌「確かな時間を」が制定され,以来本校で学んだすべての生徒がこの具現化に取り組む中で,「旭の伝統」が築きあげられてきました。「時間を守る」,「挨拶をする」,「清掃に励む」に代表される本校の伝統は,校内に「爽やか」,「快活」,「清新」といった校風を醸しだし,地域社会に支えられた学校としてその地位は確固たるものとなっております。これもひとえに本校で学ばれた諸先輩方の努力の賜と深く感謝申し上げます。
 現在本校で学んでいる生徒達も「神辺旭」の生徒としての誇りを持って,日々有意義に学校生活を送っております。本校は,生徒一人一人の自覚によって,学力向上に取り組む学校,クラブ活動に励む学校,爽やかな挨拶が飛び交う学校,問題行動が全くない学校,遅刻者がいない学校となっており,同窓生の皆さんが築いてこられた良き伝統を一歩一歩発展させております。こからも学力の向上,部活の活性化,豊かな心の育成,開かれた学校を目標に掲げ,それらを一つ一つ実現していきます。今後とも良き先輩として,母校と後輩達の歩みを温かく見守って頂きたいと願っております。
 昨年,神辺旭高校と共に人生を歩まれた藤井修先生が急逝されました。先生は本校開校以来23年間,旭のために,旭で学ぶ生徒のために,人生の全てを捧げてこられました。先生が残された足跡は極めて大きく,男子バレーボール部を全国の旭にしただけにとどまらず,前述の「旭の伝統」といわれるものを築き上げてこられました。3年前初めて先生と出会い,以来何度となく,先生の旭に対する熱い思いに圧倒され,心を打たれました。先生との出会いの中で,先生の生き様を通して,同窓生の皆さんの心にも多くのものが人生の宝物として刻まれているものと思います。「切に生きる」ことによって,学校としてもまた一人の人間としても,旭のごとく輝き続けていることを墓前に報告できる学校経営や生き方をしたいと思っています。心より先生のご冥福をお祈り致します。
  最後になりますが,同窓生の皆様方の今後のますますのご健勝とご活躍と祈念して,ご挨拶とさせて頂きます。














体育科創立10周年記念事業報告 
 平成15年11月21日、神辺旭高等学校に体育科が創立されて10周年を記念し、記念式典をはじめ記念行事が滞りなく行われました。体育科は、県下にはめずらしく、この10年間広島県の学校体育や運動部活動をリードしてきた評価を、来賓方々をはじめ、多くの出席者の方々から激励のお言葉を頂戴いたしました。また、当日の記念講演では、OBで4期生の中西康己君(筑波大学女子バレーボール監督)が講師を務め、多くの後輩を前に「私の歩んできた道」と題し、記念講演をされました。祝賀会では200人に及ぶ出席者とともに祝宴を催し、楽しい企画のもと、有意義な時間がもてました。






 この度の記念事業においては、学校・PTA・同窓会の3者が実行委員会を組織し、行事を強力に推進できましたことは、大変有意義であると認識しています。3回の実行委員会を開催する中で事業計画の精査に努め、綿密なる事前準備ができ、成功に導けたことは、価値の高い事業を築けた根幹でありました。
これからも、母校の発展のために、学校・PTA・同窓会が協力し合い、力を合わせ事業遂行す。


























藤井 修 先生
 広島県立神辺旭高等学校を2003年3月にご退職されました藤井修先生(享年54歳)が、同年11月15日急性心筋梗塞のためご逝去されました。
 翌々日の葬儀には、卒業生ら約1、000人が訪れ、突然の訃報に驚き、別れを惜しみました。
 藤井先生は、1980年の開校当時から23年間ご在籍され、神辺旭高等学校の歴史ともに、私たちの教育に人並みならぬ力を注がれました。
 また、バレーボール部監督としてもご活躍。「今やらねばたれがやる わしがやらねばたれがやる」を信念に、クラブ設立後2年足らずで全国大会に出場。戦績は‘98年のインターハイ3位をはじめ、全国大会出場は17回を数えます。‘82年の島根国体では広島県の少年チームを率いて準優勝も経験。教え子からも名プレーヤー,名指導者が輩出しています。
 「妥協」、「甘え」を決して許さず、生徒に対する厳しさは有名でしたが、、常に人格形成を基本に考える一流の教育者でもありました。1994年のスポーツ科新設にも力を注がれ、悔しくもその新設10周年記念式典を6日後に控えての突然のことでした。  
 藤井先生は、学校という枠にとらわれず,元全日本代表の中田選手、大林選手を招いての地元小中学生を対象としたバレー教室を開くなど、バレーボールの普及にも努められました。そして、2003年4月からは、教育者としての新境地を目指して、福山平成大学助教授になられ、翌年新設された福祉健康学部健康スポーツ科の実践担当の中核になられる予定でした。
 教育に情熱を注ぎ、バレーに命を懸け、こらからさらなるご活躍が期待される矢先の出来事だっただけに、大変惜しまれます。心からご冥福をお祈りいたします。
 
[経歴] 1960年7月 広島県福山市に生まれる
    1966年3月 広島県福山市立城北中学校卒業
    1969年3月 盈進高等学校卒業
    1973年3月 日本体育大学卒業
[職歴] 1973年4月 広島県立神辺中学校に赴任
    1980年4月 広島県立神辺旭高等学校に赴任
    2003年3月 広島県立神辺旭高等学校を退職
    2003年4月 広島県福山平成大学に助教授として迎えられる
[戦歴]  春の高校バレー全国大会出場10回
     インターハイ出場7回(‘98年度のインターハイにおいては、全国3位)



















2003年度各クラブの主な大会成績

■吹奏学部
県吹奏楽コンクール・銅賞
県アンサブルコンテスト・クラリネット五重奏・金賞・木管七重奏・銀賞・サックス四重奏・銀賞・トロンボーン三重奏・銀賞・木管三重奏・銀賞


■美術部
第2回高校生絵のまち尾道四季展・尾道賞(最優秀賞)・小林えり   (入選)・高田佳子・藤井佳代子
第8回広島県美術連盟「尾道を描く」写生大会・優秀賞・小林えり・奨励賞・高田佳子
広島県高等学校デザインコンクール・教育委員会賞・岡田麻美・入選・亀山飛鳥・岡田麻美
広島県総合体育大会ポスター,バッジ,コンクール・ポスターの部 特選・小林えり・バッジの部 特選・藤井佳代子
愛鳥週間ポスターコンクール・特選・岡田麻美・奨励賞・高田佳子
献血推進ポスター原画コンクール・優秀賞・岡田麻美・佳作・石井菜美・藤井佳代子
全国高等学校総合文化祭福井大会・文化連盟賞・岡田麻美・石井菜美
広島県高等学校総合文化祭全国大会選抜審査会・入選・小林えり(2004徳島大会へ)
茶山ポエム絵画展・最優秀賞・松本侑子・入選・岡田麻美
神辺町文化美術展・奨励賞・亀山飛鳥


■硬式テニス部
福山地区春季総体・優勝・男子シングルス


■書道部
全日本高等学校書道教育研究会・読売賞
中国地区生徒書道展・会長賞
第27回近県書き初め展・神辺町教育委員会賞・団体3位


■バスケットボール部(男子)
福山地区春季総合体育大会兼広島高校総合体育大会・ベスト8
福山地区高等学校秋季総合体育大会・ベスト8
平成15年度福山地区高等学校新人バスケットボール大会・ベスト8
平成16年度中国高等学校バスケットボール選手県大会福山地区予選・ベスト8


■バスケットボール部(女子)
福山地区春季総合体育大会兼広島県高校総合体育大会・優勝
尾三バスケット交流会・5位
福山地区高等学校秋季総合体育大会・優勝
第34回全国高等学校選抜優勝大会広島県予選・ベスト8
平成15年度福山地区高等学校新人バスケットボール大会・優勝
平成16年度中国高等学校バスケットボール選手権大会福山地区予選・優勝


■バレーボール部(男子)
第55回中国高等学校バレーボール選手権大会・ベスト8
第56回広島県高等学校総合体育大会・第3位
平成15年度広島県知事杯・優勝
平成15年度広島県高等学校バレーボール新人大会・優勝
第12回中国高等学校新人バレーボール大会・第3位
第35回広島県高等学校バレーボール選抜優勝大会・準優勝


■新体操部
今年は大会出場できませんでした。


■バレーボール部(女子)
第55回中国高等学校バレーボール選手権大会予選・地区優勝(県出場)
第56回福山地区高等学校春季総合体育大会・2位
福山地区高等学校1年生大会・2位
福山地区高等学校バレーボール選手権大会・優勝
広島県高等学校バレーボール新人選手権大会・地区2位(県出場)
第35回全国高等学校バレーボール選抜大会広島県大会・地区2位(県出場)


■サッカー部
福山地区春季総体・優勝
第56回広島県高等学校総合体育大会・ベスト32
第82回全国高校サッカー選手権大会広島県大会・ベスト32
春季県リーグ決定リーグ・1勝2分け(春季県リーグ出場ならず)


■文芸部
広島県高校文芸コンクール・文芸部誌部門 佳作
広島県高校文芸コンクール・創作部門 選外佳作


■弓道部
広島県高校弓道選手権大会・男子団体5位(藤廣・若林・豊田・松山・金島)
福山地区高校弓道春季総合体育大会・男子団体優勝 Aチーム(藤廣・若林・豊田・松山・金島)
  個人4位 藤廣佳司
第46回中国高等学校弓道選手権大会・男子 団体出場
福山地区高校弓道秋季総合体育大会・男子 団体3位 Bチーム(永岡・若林・渡辺)
     3位 Cチーム(廣本・有永・河合)
   個人5位 長谷川俊夫
広島県高校弓道新人大会・男子 団体6位(安原・若林・豊田)
第11回中国高校弓道新人大会・男子 団体出場(永岡・若林・豊田・安原)
福山地区高校冬季新人大会・男子 団体2位 Bチーム(廣本・永岡・渡辺)
   個人3位 若林史泰(12射8中)
女子 個人6位 立木若菜(12射8中)


■陸上競技部
全国高校総体・6種目15名出場
国民体育大会・1名出場(三段跳)
中国高校陸上・男子4×400R 優勝 等10種目8位入賞
中国高校新人陸上・女子400H 2位 男子やり投 2位 等7種目入賞
県高校駅伝・男子 7位 女子 9位
中国高校駅伝・男子 15位 女子 20位


■空手部
第19回中国高等学校空手道選手権大会(女子個人組手)・出場


■写真部
広島県総合文化祭・5席入選


■野球部
全国高校野球選手権広島大会・1回戦敗退(呉港)
秋季地区総体・準優勝


■ソフトテニス部(男子)
福山地区秋季選手権・団体 優勝・個人 優勝(藤井・中間組) 第2位(浅利・藤木組) 第3位(重元・槙田組) 第3位(小林・タツミ組)
広島県ソフトテニス新人選手権大会・団体 第3位・個人 第3位(小林・タツミ組) ベスト8(藤井・中間組)
福山地区ソフトテニスインドア研修大会・個人 優勝(小林・タツミ組) 第2位(浅利・藤木組) 第3位(藤井・中間組)
福山地区春季選手権大会・団体 優勝・個人 優勝(浅利・藤木組) 第2位(藤井・タツミ組) ベスト8(重元・槙田組)
広島県高等学校ソフトテニス選手権大会・雨天のため中止
第56回広島県高等学校総合体育大会ソフトテニス・団体 第2位(中国大会出場)・個人 優勝(小林・中間組) 第2位(浅利・藤木組)インターハイ出場・ベスト16(藤井・タツミ組)中国大会出場・ベスト32(中濱・蔵田組)中国大会推薦出場
福山地区秋季選手権大会・団体 優勝・個人 優勝(小林・タツミ組) 第3位(高橋・蔵田組)
平成15年度中国選手権大会・個人 ベスト8(小林・中間組) ベスト16(藤井・タツミ組)
第57回国民体育大会広島県代表・小林・中間組


■剣道部(男子)
福山地区春季大会・個人 優勝 上堀 準優勝 瀧口
第49回中国高等学校剣道選手権大会 広島県予選会・団体 準優勝・個人 出場権獲得(延明・藤本)
第56回広島県高等学校総合体育大会・団体 優勝
第49回中国高等学校剣道選手権大会・団体 準優勝
全国高等学校総合体育大会(インターハイ)・出場 団体・個人(延明)
広島県高等学校新人剣道大会 兼 中国高等学校新人剣道大会予選・個人 優勝(藤本) 剣道形 第5位(藤本・浜中)
福山地区秋季大会・個人 優勝(山本)
広島県高等学校新人剣道大会・団体 第3位


■剣道部(女子)
福山地区春季大会・個人 第3位(藤井)
第49回中国高等学校剣道選手権大会 広島県予選会・団体 第3位 個人 出場権獲得(小林・奥田)
第56回広島県高等学校総合体育大会・団体 準優勝
広島県高等学校新人剣道大会 兼 中国高等学校新人剣道大会予選・剣道形 優勝(桑田・藤井) 準優勝(井上・山戸)
福山地区秋季大会・個人 準優勝(山戸)
広島県高等学校新人剣道大会・団体 第3位


■生物・園芸部
広島県科学賞・準特選
日本学生科学賞・入選3等


■フェンシング部(男子)
第56回広島県総合体育大会・個人フルーレ 1位 中原佑・個人サーブル 1位 佐藤賢・団体フルーレ 1位
平成15年度広島県高校フェンシング新人大会・個人エペ 2位 宗木俊憲・個人サーブル 1位 福場智久・団体フルーレ 2位
平成15年度全国高等学校総合体育大会・団体フルーレ ベスト16


■フェンシング部(女子)
第56回広島県総合体育大会・個人フルーレ 1位 林鮎美 2位砂田 3位 谷本・個人エペ 1位 林鮎美 2位 砂田真実・団体フルーレ 1位
平成15年度広島県高校フェンシング新人大会・個人フルーレ 1位 住川友美 2位 橋上ひかり・個人エペ 1位 土居・団体フルーレ 1位
平成15年度全国高校総合体育大会・団体フルーレ 2回戦まで
第30回中国高校フェンシング選手権大会・個人エペ 3位 林鮎美・個人フルーレ 7位 近藤あい










OBだより
今回は、11期生の大瀧さんの登場です。大瀧さんは、神辺旭高校在学中からお坊さんの道をこころざされていました。現在、東深津町にある王子山薬師寺の住職として活躍されています。お忙しい中取材をさせて頂きました。



プロフィール

平成 5年 神辺旭高校 卒業
平成11年 愛知学院大学大学院博士課程前期 修了
平成12年 高野山専修学院 卒業
      東深津町・長尾寺執事 就任
      阿字観瞑想指導者資格 取得
      四国霊場会公認先達 取得
平成13年 虚空蔵求聞持法 成満
平成14年 東深津町・薬師寺第十九世住職 拝命
平成16年 薬師寺第十九世住職 晋山奉告法要 修行

真言宗大覚寺派 王子山 薬師寺
住職 大瀧 清延
住    所:〒721-0974 広島県福山市東深津町5-20-50
TEL・FAX :(084)922-5218
e-mail:yakushi-ji@go3.enjoy.ne.jp



趣味
空手道(五段・師範代) ギター


Q 高校時代の思い出は?
A 在校中には生徒会長に就かせて頂きました。RCCラジオの『生徒会長対抗トーナメントクイズ大会』に出場して、なぜか優勝してしまい、それがきっかけでテレビのドキュメント番組に出演することになりました。とてもいい思い出ではありますが、その録画ビデオは恥ずかしくてもう観られません。当時、学校の皆さんには大変ご迷惑をお掛けいたしました。m(_ _)m クラブは空手道部に所属。同期のメンバーは今でも定期的に集まって相変わらず騒いでいます。


Q お坊さんになろうと決めたきっかけは?
A 私は小学生の頃から空手を習っていました。子供の頃、ジェット・リー主演の『少林寺』という映画を観て、お坊さんが拳法を操る姿に惚れてしまったんです。「お坊さんてカッコイイ!」って…。かなり単純でしょ(笑)でもそれが御縁だったのです。当時は単なる憧れに過ぎませんでしたが、夢を持ち続け大人になっていくうちに現実化していったのです。実家はお寺ではないのですよ~。


Q 住職とはどんな仕事ですか?
A お寺の御本尊様にお仕えし境内を管理して、檀家さんや信者さんを教化するのが基本的な勤めだと心得ています。本来、寺院は人々が集う公民館的な役割も備えているわけですから、できるだけ大勢の人がお寺に遊びに来てもらえる環境を作ることに努力しています。空手道場を開講したり、月例行事として定期的に瞑想道場や御祈祷をお勤めさせて頂いています。御本尊・薬師如来は、死後でなく生きている者に健康をもたらせる仏様で、特に安産祈願に来られる方が多く、大勢の方が御利益を頂かれています。


Q 今後の夢をお聞かせください
A 薬師寺は、私が住職を拝命するまで十数年間に渡って正住職不在のお寺でした。しかし、このお寺が私にはとても魅力的に感じられたのです。ここは福山駅にも程近く交通の便のよい場所にあり、かつ静寂に包まれた最勝の道場だと思います。かつて福山城開祖・水野勝成公の祈願寺として栄えた薬師寺に、賑やかな声を絶やさないようにする事、それが私の今後一生、命を掛けて勤めるべきことだと感じています。まだまだ出逢った事のない多くの人と出逢い、また多くの人が触れ合える環境を充実させる事、それが私の薬師寺住職として将来に向けて抱く夢です。



Q 母校の後輩たちに期待することは何ですか?
A 学生時代を適当に過ごして、大人になって後悔する事はたくさんあります。とにかく今しかない高校生活を思い切り充実させて将来の後悔を一つでも少なくして欲しいし、私も今後それに努力したいと思っています。将来の進路に不安のある方も居られるでしょうが、なるようになるモンですよ!気が向いたらいつでもお寺に遊びに来てくださいね~!お寺は堅苦しいイメージがあるけど、ウチは楽しくやっていますからっ!
 また最後になりましたが、今後益々の神辺旭高校同窓会の発展を祈念致します。微力ながら応援しています。この度は貴重な経験をさせて頂き、有り難うございました。













2003年度 広島県立神辺旭高等学校同窓会収支決算
2002.4.1~2003.3.31
収入の部
摘    要 2002年度予算 2002年度決算 増 減 備   考
前年度繰越金 5,074,288 5,074,288   学校助成準備金・記念事業準備金
引当金戻入 500,000 500,000    
21期生会費 1,150,000 1,150,000 230名
雑収入 30,000 129,282 99,282 諸会費・利息・名簿販売
創立20周年記念事業 2,200,000 809,500 ▲1,390,500 会費・広告費・祝儀等
合   計 8,954,288 7,663,070 ▲1,291,218



支出の部
摘    要 2002年度予算 2002年度決算 増 減 備   考
事業費  通信費 30,000 7,500 ▲22,500  
       会議費 150,000 138,887 ▲11,113  
   会報費 1,100,000 899,298 ▲200,702  
   会員データ管理費 50,000 10,473 ▲39,527 新規入力・変更
   慶弔費 60,000 36,000 ▲24,000  
   20周年記念事業 4,200,000 3,665,130 ▲534,870  
       学校助成金 0 30,000 30,000 体育科創立10周年等
      雑費 164,288 87,377 ▲76,911  
繰越金   3,200,000 2,788,405 ▲411,595  
  引当金繰入   1,088,405 学校助成準備金
    1,700,000 記念事業準備金
合   計 8,954,288 7,663,070 ▲1,291,218  











教職員移動
名前 本校年数 移動後 名前 移動前
河本真紀子 2 REX(籍は旭のまま) 本谷直子 府中高校臨採
甲斐直美 5 育休 佐藤恵美 神辺旭高校臨採
土井光憲 7 福山市立福山高校
佐久間亨 11 府中高校 波多野徹 指導第二課
宮地賢治 12 戸手高校 高田龍幸 松永高校
脇原巧 4 三原高校(定) 安部建男 福山明王台高校
山崎洋揮 退職
中原健次 5 指導第二課 谷泰之 尾道東高校
三谷吉弘 退職 後藤晋平 新採
瀧川明日香 退職 瀧川明日香 神辺旭高校臨採
山崎洋揮
本多理恵 5 西条農業高校 細谷昌浩 三原東高校
城山訓郎 4 東城高校 谷口憲史 府中高校
大土井晟 退職
岡田真幸 退職 堂岡悟 三原高校
後藤ゆり 退職
小田京子 退職
高幸代 3 福山工業高校 鳴本秀幸 戸手高校
門田直美 8 福山葦陽高校 榊原美和 御調高校
尾浜文 退職 岡田英里 神辺旭高校非常勤
中村文香
佐藤洋子 退職 田辺光弘
水野真紀子 1 育休 日朝美由樹
竹城智彦 2 福山工業高校(定) 高宮牧恵 戸手高校